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立教大学観光学部観光学科卒業。
大学では観光学の基礎を学び、観光地活性・地域振興およびインバウンド集客等を専攻。草の根レベルの交流が世界規模の観光産業を発展させること、観光は平和産業とも呼ばれ、平和が前提にあってこそ成り立つ産業であることにに強い関心を抱き、日本の経済成長には観光産業が欠かせないという認識のもと、日本が観光立国になるための貢献をしたいと考えるようになりました。
また、大学時代より国内はもとより海外旅行にも出かけるようになると、訪れる先々でのかけがえのない自然や歴史・文化遺産を守り後世に受け継いで行かないとならないと強く感じ、責任のある観光(Responsible Tourism)、持続可能な観光(Sustainable Tourism)に強い関心を抱いた結果、卒業論文では「ナショナルトラスト運動」を取り上げました。
大学卒業後は、株式会社船井総合研究所に入社。観光振興や観光活性にかかわることに興味があったことから、2007年より旅館業に特化した経営コンサルタントおよびおもてなし接客研修講師として活動。
常に旅館業界の動向を調査・分析しながら、各クライアントの経営・運営体制への改善アドバイスを行っている。主に業績向上支援を行っている傍ら、集客した新規客をリピーターへつなげるための顧客満足度向上につながる接客研修の講師も兼務。ロールプレイング等の実践練習を交えながらおもてなしやコミュニケーションの重要性を説いています。
集客支援だけなく顧客満足度向上支援も行い、両軸で経営基盤を構築することを得意とし、いずれも企画・提案だけにとどまらず、現場への落とし込みおよびアフターフォローまでのサポートを行うことを重視しています。
旅館専門の経営コンサルタント業を続けながらも、年々観光に関わる様々な問題が顕在化、議論されてきたことから観光業界のESG(環境・社会・ガバナンス)、SDGsの重要性への興味・関心が日に日に増すようになりました。
特に、海外のクルーズ旅行に参加し、大量の残飯とゴミの山を目にした時の衝撃が忘れられず、オーバーツーリズムや観光公害という視点を含めた、観光する側の責任や観光という消費行動の持続可能性を強く意識。観光という消費活動が地域ひいては地球に与える悪影響を見過ごすことができなくなり、観光が環境に与える負の影響がいつも思考の中に居座る課題となっていました。
加えて、産業革命以降生活の質が上がり続け、人間の生活そのものが気候変動をもたらしていることが明らかになると、気候変動に端を発する自然災害からは目を背けられなくなってきていることを実感。気候変動をはじめ生物多様性・生態系の保護等への対策を放置すると、かけがえのない自然遺産・歴史遺産・文化遺産が消滅し、観光地が観光地であり続けることが困難になることに強い懸念を抱いており、ますますESG、SDGsといった視点はまさに観光業にこそ取り入れる必要があると考えるようになりました。
上記のような志を持ち、2021年9月に株式会社Omotecortを創業。国内外の観光業に携わるステークホルダーにESG、SDGsの視点を浸透させて、地球にとっても私たち人間にとっても持続可能な観光活動を促し、これからの観光産業を発展させていこうと思います。
株式会社Omotecort
代表取締役 井川今日子
【運営サイト】
観光業のSDGsやESGについてのニュースサイト
『サスティナブル・レスポンシブツーリズム』
https://sustainable-responsible-tourism.com/
【Licenses & Certifications】
the GSTC Professional Certificate in Sustainable Tourism
株式会社Omotecort
代表取締役 井川今日子
Company Profile
名称 | 株式会社Omotecort |
代表取締役 | 井川今日子 |
住所 |
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番1号 水信ビル7階 |
設立 | 2021年9月 |
主なサービス | 観光業に対するコンサルティング業務および研修業務 各種 |
資本金 | 1,000,000円 |
URL | https://www.omotecort.co.jp |
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